どもりでない人にとって、どもりは言葉がスムーズに出ないだけだと思いがちですが、本人にとっては自分の存在を問うような、大きな問題です。人間関係や面接などでも、不安を抱えている方は多いのです。
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>>詳細はこちらどもり治療法(2) 欧米諸国の方法
欧米諸国のどもり治療法の二つ目は、「上手くどもる」ことを目的にしたものです。
この言語治療は、出来るだけスムーズに話をするために、どもり方を変えていこう、という方法です。
まずは、自分自身がどういう場面でどのようにどもるのかを把握して、その上で、どもり方を、少しでもなめらかに、自分にとって負担の少ない楽なものに、スムーズな言葉に変えていこうというものです。
自分で自分のどもりを、コントロールしていこう、という姿勢です。
話をしようとした時にどもりが出た場合、無理に言葉を出そうとすると、緊張と焦りと不安で、余計に言葉が出なくなったり、のどの奥がつまってしまいます。
そうならないように、どもりが起きたときに、のどや口の中を緊張させないようにして、話を続けていくためにはどうしたらいいのかを、学んで練習します。
その方法としては、「やわらかく声を出したり、ゆっくりと口を動かしたりすること」や、「ゆっくりと話しをして、自分がどこでどもったかを確認して自覚できるよう」な話し方の訓練をします。
その次に、自分がどもりを自覚した場所で、焦らずにゆっくりと言葉が言えるように練習します。
これは、どもりがおこった時に、パニックにならずに落ちついてやわらかく言葉がいえるよう、急などもりにも、柔軟に対処できるように訓練する方法です。
「どもらないで話す」ことと、「上手くどもる」ことには、目標設定に大きな違いがあります。
どもりのまったくないなめらかな話し方を目指すのかと、時間が短くて、精神的にも身体的にも緊張や負担がなければ、多少どもりが残っていてもいい、というものです。
どちらにも長所と短所があって、どちらだけがいいとは、言い切れません。
ですから、現在は二つの方法を上手く取り入れて、どもりの改善をめざすことが進められています。
実際には、二つを組み合わせる治療というのは、まだまだ課題の多い方法ですが、どもりの症状によって、上手く選択して取り組んでいくことが求められています。


